自費でパイロットを目指す方が増えている – サラリーマンのブログ

航空関係

自費でパイロットを目指す方が増えている

投稿日:2016年12月5日 更新日:

近年自費でパイロットを目指す方が増えている。

 

実は私もその一人だった。

近年急速に各航空会社の新規路線拡充、LCCなどの新規航空会社の出現や経験豊富な団塊世代の大量退職などによりパイロット不足が深刻化しており

若手パイロットの補充が全く進んでいない状況だ。

各航空会社はあの手この手でパイロットを確保しようと必死だ。

特に自費でパイロットの免許を取得した人の採用を加速化させている。

このような背景から、パイロットになるチャンスが増えているからだ。

 

私も2年前に目指した。免許取得のために、各民間航空学校や各航空会社の説明会に参加していました。

その説明会で、実際に自費で免許を取得しパイロットになった方のお話をお伺いする機会がありました。

その時のことを書きます。

 

●まずパイロットになるまでの道のりです。

 

・大学卒業 → 航空会社に入社 → 航空会社の費用負担で免許を取得 → パイロット

 

・短大卒以上又は単位を保持 → 航空大学校入学 → 大学校の費用負担で免許取得 → 航空会社に入社 → パイロット

 

・自衛隊で航空学生として採用 → 自衛隊内で訓練→自衛隊でパイロット

 

・高卒以上 → 民間航空学校で免許取得 → 航空会社に入社 → パイロット

 

以上の流れがあります。

●「自費で免許を取得した方の採用」は航空会社にとってもメリットがある。

 

・航空会社が、高額な免許取得費用を負担する必要が無い。

・社会人経験者など社会経験豊富な人材を獲得することが出来る。

特に会社側の費用負担が無い点が一番のメリットだと言われています。

 

●民間学校でのパイロット免許取得の流れです。

 

まず、航空会社の採用試験を受けるのに必要な免許です。

 

自家用操縦士免許 → 車で例えると普通自動車免許。お客様を乗せてお金を貰えない。

事業用操縦士免許 → また車で例えると二種免許。お客様を乗せてお金を貰うことが可能。

多発免許     → 航空機のエンジンの数が二つ以上の場合操縦可能な免許。

計器飛行証明   → 悪天候の時や雲の中など視界がかなり悪い時に必要。パイロット自身が空間失調症にならないため。

航空無線通信士  → これは航空無線を扱い使用するための免許。

第一種航空身体検査 → 健康な体でパイロットにふさわしい体かを検査。例えば視力、深視力、聴力、など。

以上この6つの免許が必要である。

 

ちなみに民間航空学校では自家用操縦士、多発限定はアメリカ、オーストラリアで取得することが多いです。

理由としては日本に比べて訓練費用が安く、この二つの免許は日本の免許に書き換えることが出来るため。

日本だとアメリカの3倍はかかる。

そして約4~5か月現地に滞在し、この期間に英語を学びます。

帰国後、残りの免許を取得します。

 

●果たして総額いくらかかるのか?

お話を伺ったパイロットの方は「海外滞在費用など含めて総額で1300万程掛かった。」とおっしゃっていました。

 

ちなみに私は費用が用意出来なかったので今現在、就職は出来ておりません。

他の訓練生は教育ローンを組んで挑まれている方もいらっしゃいました。

他には、一部親から借りた方、全額貯めた方など様々でした。

 

●免許取得後の気になる就職率は?

 

一番気になるのはこの就職率だろう。

正直な話、免許を取得しても航空会社に採用されない方もいらっしゃいます。

せっかく高額な費用を掛けて免許を取得したのに航空会社に採用されないのです。

ただ、これは大学の就職活動と同じで、偏差値の高い大学の人が必ずしも就職できるとは限らない。

偏差値の低い方が、内定をたくさん貰うこともあるだろう。

あくまで、本人次第です。

 

●チャレンジして無駄な事はない

大学生活で学んだこと、友達、仲間との出会いなどはチャレンジしたからこそ得られるものだし決して無駄になることはないだろう。

それと同じで、免許を取得して航空会社に採用されなかったとしても共に学んで切磋琢磨した仲間と思い出や経験は決して無駄にはないだろう。

 

私の知り合いで、免許を取得して航空会社に採用されなかった人がいる、しかしその後、

その時の人脈と縁で、起業してその後別の形で、大きな結果を出した方もいます。

私も貴重な経験や出会い、会社の社長さんなどチャレンジしたからこそ得られたものはたくさんある。

だから是非パイロットになりたいと夢見ている方は恐れずにチャレンジしてほしいと思う。

貴重な経験をすることが出来るだろう。

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